消費税がかからないこともある
消費税がかからないこともある
中古マンションを購入する時には消費税がかからないと言われることがありますが、実際にはかかる場合とかからない場合とがあります。かからない場合を調べてみると売り主が個人になっており、個人同士が中古マンションを売買しても課税されません。売り主が不動産業者になると取引は事業となるため、消費税が課税されることになります。ただし、不動産は大きな買い物ですので、個人間で取引をすることは滅多にありません。そこで注目したいのが、不動産業者を介して売ってくれる相手を探す方法であり、この場合も売り主が個人であれば非課税となります。
購入時には少しでも費用を安く抑えたいと考えるのが普通ですので、売り主が個人になっているかを確かめることはとても重要です。売り主がどのようなタイプなのかを調べたい時には、取引様態をチェックすればすぐに分かります。情報をチェックしても分からない時には、記載されている所に問い合わせをすると教えてくれます。
ワンルームの中古マンションは需要がある?
一昔前の日本では高齢になると子供世帯と一緒に暮らすことが多くありましたが、近年は同居をしないことが増えています。生涯未婚率も上昇しているので、一人暮らしの割合はますます増えていきそうです。
結婚して子供がいても連れ合いを亡くし、老後は気ままに一人暮らしの方が良いということもあります。そのため住宅事情も変化しており、ワンルームの中古マンションの需要も増えています。中古マンションは新築マンションよりも割安に手に入りますし、自分で住まなくなった場合でも賃貸として貸し出すことができます。その際には立地が重要で、駅から近い物件が人気があります。ファミリー向けだと駅から多少遠くても需要がありますが、ワンルームのような一人暮らし向けのマンションは通勤に便利な立地が好まれます。特に若い世代の男性の場合には、部屋が多少狭くても駅から近い物件を希望することが多いようです。駅周辺にあれば空き室になるリスクが低いといえます。